鋼志生誕36周年特別企画

誕生!悪魔の子!〜ぼ、僕はハムスターだったのかい?〜

前回までのあらすじ
母に渡された箱とカセットテープ。箱の中には鋼志のへその緒が入っていた。それはものすごく長く、白かった。カセットテープを再生すると「キィー」という扉の開く音が、、、!?


「体重なんぼ?」

「3720です。」

カセットテープからは医者と看護師であろう男女の声が聞こえてくる。

録音状態も悪かったのだろう。ノイズはひどいが。

「おー、元気な大坊主(おおぼうず)じゃなぁ。」

「キー」また扉の音だ。

「よーし。どこも異常は、、、ないですな。耳はどうです?耳は。」

そして聴覚を調べる機械なのだろう。
「ピー」という電子音。

続けてもう一度
「ピー」という電子音。

「キー」また扉の音。

「さぁ、大きくなったら男らしい男にならにゃ。」

「キー」




ここでテープは終わっていた。

どこにでもある検査の様子だった。



なんだ、何もないじゃん。



巻き戻してもう一度再生してみる。



「キー」


「キー」





とびら、、、。




扉の音。



にしては少し、、、

 

「びっくりしたよ。」



母はそう言いながらへその緒の箱を見つめている。



そのあと遠い目をして言った。












「あんたの声には。」




















え?















これは、、、わたしの、、、















泣き声?



「キーッ!」









「あんた、ハムスターかと思ったよ。」


*続く*


次回「誕生!悪魔の子!」第4話

【 神の左手 悪魔の右手 目つぶし投げて どろんどろん 】 をお楽しみに!!



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