番外編 僕のへそのゴマ

誕生!悪魔の子!〜ぼ、僕はハムスターだったのかい?〜

前回までのあらすじ
ある日母に渡された箱とカセットテープ。箱の中には鋼志のへその緒が入っていた。それはものすごく長く、そして、、白かった、、、。果たしてカセットテープの中身とは、、、!
しかし今日は番外編。話は進まないのであしからず。



小さい頃、私のへそにはゴマがあった。
そしてそのゴマを取るとお腹をこわすから取ってはいけないと親に言われていた。
そのゴマが単なる垢だと知ったのは大人になってからだった。
思うに、へそをいじって腹が冷えてお腹をこわさないよう親が嘘を教えたのではないかと思う。






ほんとか?







調べてみた。




へそのごまというのは、へその中央部の臍乳頭や、これを取り囲む臍輪と呼ばれる部分に褐色、もしくは黒褐色の小さな粒子をいいます。「へそのごみ」、「へその垢」という呼び名もあります。へそのごまには、角質細胞、うぶ毛、ホコリ、細菌などのほか、皮脂や汗の成分が含まれています。これを除去するには、オリーブ油などをしみこませて、やわらかくなったところで拭き取るか、石けんで洗い落とすのがよいようです。俗にへそのごまを取ると、お腹が痛くなるとか、具合が悪くなるなどと言い伝えられているのは、無理に除去したり、汚い手でさわったりすると、わずかな傷から感染を起こして大事にいたることがあるからではないかと思われます。へそは臍帯の名残りで、すでに役割は終わっているとはいえ、付近には太い静脈やリンパ管が走っていますから、感染が拡大する危険性があるので清潔にしておきましょう。


おぉう、、、。赤ん坊のいるお母さんは気をつけてください。





私はへその緒の入っている箱をそっと閉めた。

【鋼志君 1972年3月12日 午前10時20分頃録音 身体検査時】と書かれているテープ。今では考えられないSONYの紙のカセットケースから取り出した。

テープをAIWAのダブルデッキに入れる。テープからテープにダビングできるという当時の優れものだ。

このテープにはおそらく出生時の身体検査の時の様子が録音されているのだろう。

ゆっくりと再生ボタンを押した。



『キーッ、、、、』と、扉の開く音がスピーカーから聞こえた。


そしてまたすぐ、


『キーッ、、、』



 扉の


 音が


 2回


 聞こえた。



*続く*


次回「誕生!悪魔の子!」第3話

【 生意気なうぶ毛 】 をお楽しみに!!



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